MEDICAL BUILDING / NEW CONSTRUCTION
下北沢駅近く—老朽化・耐震問題を抱えたビルを、地域に求められる「医療ビル」として新築。
当ビルの計画は、建物の老朽化・耐震問題を受け2020年、コロナ以前より検討を進めていました。 コロナの状況が落ち着いたタイミングでオーナー様と計画を本格化させましたが、経済状況、街なみの目まぐるしい移り変わり、 建築コストの上昇、作業会社の人手不足などにより「時代・地域に合った計画」が大変重要な課題となりました。
下北沢駅近くの立地条件を生かした、時代に求められる建物づくりを検討する中で、最終的にご提案したのは「医療ビル」。オーナー様のご了解のもと、基本設計・予算計画・工程計画を経て、2023年3月に着手し、2024年4月に本体工事は無事竣工しました。
下北沢駅近くの立地条件を生かした計画。
スケルトン・インフィルの導入によるライフサイクルの最適化。
外壁・屋上の仕様を見直し、将来の修繕負担を軽減。
THEME
下北沢駅近くの立地条件を生かし、地域医療へのニーズの高まりも踏まえながら、老朽化した建物の建て替えにあたって「医療ビル」という新たな用途をご提案しました。
街なみの移り変わりや経済状況の変化、建築コストの上昇や人手不足といった状況も見据えながら、その時代・その地域に本当に求められる建物の在り方を、計画段階から丁寧に検討しています。
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スケルトン・インフィル(Skeleton-Infill)を導入。建物の内部空間や設備、間取りは、時代や借り手のライフステージに合わせて、許容範囲内で比較的容易に変更が可能です。
スケルトン部分(構造体)は高耐久に設計されるため、建物自体の寿命が延びます。また、内部テナントの入れ替え時におけるオーナー様の費用負担も大幅に軽減されます。
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スケルトン・インフィルの導入により、オーナー様のメンテナンス範囲はほぼ「共有部」に限定され、 維持管理費の面でも経済性に配慮した計画としています。
ビル・マンションで行われる定期的な大規模修繕に備え、外壁タイル張りを廃することで将来の修繕コストとタイル落下リスクを低減。屋上防水も塗膜系・シート系を避けてコンクリート防水を採用し、将来の修繕費用を抑えています。屋上キュービクルも、将来の改修時に前面道路からのレッカー作業で対応できるよう配慮しました。
構造設計は、安全性とシンプルさを目的に構造設計会社様と打合せを重ね、設備設計は配管・配線のメンテナンス性やテナント様の二次取り出しの容易さを考慮し、必要な電気容量等を確認のうえ設備設計会社様と打合せを重ねました。
施工では日々の現場確認を欠かさず、工程管理・安全管理・品質管理を同等に重視。隠ぺい部分の写真記録、 杭・躯体の精度管理(鉄筋・型枠・コンクリート)にも特に気を配り、各業者様の高い技術とともに、 しっかりとした躯体を仕上げることができました。
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